今日はランニングをしたのですが、やはり走るとだいぶ心身のバランスが良くなるなと思い、ランニングの頻度を増やしていきたいと思いました。
走ると、頭はだんだん空白になってきて、逆に全身との対話が始まって、全身が思考しているような感覚を覚えるのですが、それがバランスを整える効果につながるのかもしれないと思いました。
僕は以前から、ベーシックインカムというものに興味があり、結構色々な本を読んできたのですが、先日は井上智洋さんの「AI時代の新・ベーシックインカム論」を読み、自分の知りたい、考えたい事がかなり網羅されていて、ベーシックインカム本の中でもとても良い本だと思いました。
働くって何なのか、仕事って何なのか、どういう社会が望ましいのか、テクノロジーの進化がどういう影響を社会に与えていくのか、どういう生活を送っていきたいのか、などを考えてきたのですが、この本はそういう事を考える際の基礎知識を備えてくれていると感じます。
日本でベーシックインカムが実現されるとしたら、だいぶ先(20年先、30年先)になりそうな気がしますが、実現されると良い変化が生まれるような気がします。
自分なりに、仕事って何なのか考えて、それは社会の中で機能を果たすという事じゃないかと思うのですが、機能の果たし方は、「労働」だけじゃないという気がします。
狭義の労働以外にも、家庭で、知り合いの間で、自分一人での活動で、色々な機能の果たし方があって、そういうものを含めた機能の果たし方が「仕事」なのかなと思います。
ベーシックインカムが実現すると、狭義の労働に向けられていた時間が、「仕事」「活動」にもっと使えるようになり、それが人に良い変化をもたらすのでは、と思いました。
今後は「労働」だけでなく、「仕事」「活動」へ時間とエネルギーを使っていく事が大事なのかもしれない。
ベーシックインカムについての本は、社会のあり方、働くこと、生き方の方向性など考えている人については、多くの示唆を与えてくれると思います。(オススメの三冊をメモしておきます)
隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働
- 作者: ルトガーブレグマン,野中香方子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2017/05/25
- メディア: 単行本
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働かざるもの、飢えるべからず。 だれのものでもない社会で、だれもが自由に生きる――社会システム2.0 (サンガ新書)
- 作者: 小飼弾
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- 発売日: 2011/12/22
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