ko_ta_roのライフログ

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メモ:陰陽の太極図の意味

中国の陰陽という考え方の中の太極図について、読んだ本の中に説明があったので、メモしておきます。
この考え方は、自分の経験からも、うなづけるものです。
不幸の中にも、幸福の種がある。
幸福の中にも、不幸の種がある。
この陰陽の太極図の考え方を覚えておこうと思います。

 

「中国には、自然界のあらゆるものを陰と陽に分ける陰陽の思想があります。そして、その陰陽を表す太極図があります。  多くの方が一度は目にしたことがあると思いますが、太極図というのは、円の中が、オタマジャクシのような形で黒と白に分かれ、黒の部分には白い小さな丸い点が、白の部分には黒い小さな丸い点がある図柄です。黒は陰、白は陽とされています。  先生はその図を描いてみせながら、こう説明してくれました。 「この太極図は、黒い部分の中に白い点、白い部分の中に黒い点がある。これは、陰の中にも陽の因子が、陽の中にも陰の因子がある、ということを教えてくれているんだ」  すなわち、どんなに不幸な状況のときにも、そのなかには幸福の種があるし、どんなに幸福な状況のときにも不幸の種がある。だから、目の前がどんなに真っ暗闇だとしても、そのなかにひとつの光明があることを忘れてはいけない。また、逆にどんなに調子のよいときにも、そこには悪い因子が隠れているから、浮かれすぎてはいけない、と。」

 

亀田 潤一郎. 稼ぐ人はなぜ、1円玉を大事にするのか? . サンマーク出版. Kindle 版.