ko_ta_roのライフログ

日々の考え、読書日記、運動日記などライフログを書いていきます

苦い本に癒される

生きていると、絶望感に打ちひしがれることがあります。

 

僕も、生きていく勇気が出ないような、しんどい時があります。

 

そんな時、自分と同じように苦しんでいたり、絶望に喘いでいるような人の本を読むと慰められる事があります。

 

先日、故・西村賢太が私淑していた藤澤清造の「根津権現裏」がKindle版が出ていたので、読みました。

 

この本も、しんどい時に読むと救われる本だなと思いました。

 

金が無い、病苦が辛い。そんな溜め息がつらつらと書かれているのですが、自分がしんどい時にそういった溜め息を読むと、どこか救われるのです。

 

僕の本棚を眺めると、そういう、苦い本が何冊かあるなと思います。そういう苦い本の効用もあるので、読書の世界は奥深いなと思います。