鈴木大介さんの「最貧困女子」という本を読みました。
この本の定義では、人は「家族の無縁」「地域の無縁」「制度の無縁」という3つの無縁がオーバーラップして貧困に至るとします。
家族の無縁とは、親兄弟、親族などの支援が得られないこと。
地域の無縁とは、友人関係がなく、相談したり頼ったり出来る人がいないこと。
制度の無縁とは、使える社会制度(生活保護など)の制度に頼れないこと、知らない事、などから社会制度に頼れないこと。
僕の将来を考えても、貧困状態に至る可能性は結構あるなと思い、この3つの無縁に対してできることはあるだろうかと考えました。
家族の無縁は、今は親兄弟は元気ですが、僕は独身なので、将来的に家族に頼れない状況はあり得ます。かといってすぐに結婚するかというとそれも難しいので、ちょっと家族の無縁に対してはあまり出来ることが思い浮かびません。
地域の無縁も、あまり友人も多くないし、頼れる人も少ないし、自信はないです。ブログを頑張ってそこから繋がりが増えればいいかな。
制度の無縁。これは今は作業所での支援者の助けを得ているので、今も助かっています。この分野は、自分が制度の使い方を知っているかどうかが大事なので、よく制度を調べることが大事だと思います。
上の三つの中で、一番努力出来そうなのは、制度の無縁についてだなあと思います。使える制度を調べ倒して、自分の必要な制度に辿り着く努力は、今からでも出来るし、努力すべき分野だなあと思います。
とりあえず、将来自分に必要になりそうな制度について、インターネットや本で調べ倒そうと思っています。コストもかからないし、今の健康なうちに調べておいて損はないので。
「家族の無縁」「地域の無縁」「制度の無縁」という3つの無縁について、よく整理された定義だなと読後に思いました。Kindle版もあるので、「最貧困女子」、読んでみると良い本だなと思いました。